クルクルブログ

サブカル寄りのしがない文系大学生がどうでもいいことをさも重要なことのように書きます。

社長の発言を曲解する、の段

「ブログ始めるんだって?」

 

仕事から帰ろうとしたとき、インターン先の社長がふと聞いてきた。

そういえばそんな会話をこの前夕飯をおごってもらったときにしたような気がする。

 

「そうですね…ゼミの研究発表が終わったらしますかねえ」

さもなんとなく考えてますー風にゆるっと回答した私に社長は一言。

 

「まあブログなんて、書き始めちゃえばいいんじゃない」

 

と残して自分の仕事に戻ってしまった。

さてこれは

「ブログなんてそんな用意周到に準備するものじゃないんだからとりあえず始めろよ」

という意味なのか、

「書き出しに迷ってても書いてみればなんとかなるよ始めろよ」

という意味なのか、

「ゼミなんか言い訳に使ってんじゃねえよ『時間ができたらやります』って言うやつはたいてい何もできねえんだよ若いのにひよってんじゃねえよこのガキ始めろよ」

という意味なのか。

 

 

たぶん3つめじゃね?

と帰りの電車の方向を間違え人のいないだだっ広いホームで逆方向の電車を再び待ちながら私は思い立った。

 

それがいまこうやってブログを書いている理由なんだけど、

いや困った。書くことそんなに無い。

 

これはまさに、そうあれだ、「僕起業したいんです」ってやたらという意識高い系の学生と同じだ。

あんなに理解不能の生き物として見ていた存在といま全く同じように意味もなく私は「ブログやりたい」とだけ言って中身も目的も定まってない、そんなくずみたいな状況にいるわけだ。

 

そもそもこの文体はなんだ。何意識なんだ。

女子大生のブログって普通もっとテンションあげてくんじゃないのか。

どうしてこんなに偉そうな口調なんだ。

 

と言っても仕方がないので社長の指示通りとりあえず始めてみたこのブログ。

どうなるのか全くわかりませんがどうぞよろしくお願いいたします。